Fave(そら豆)の思い出
そら豆の出回る季節は、風薫る5月の一番美しい季節のはずなのに、早々に梅雨入りしてしまった今年は雨模様の日が続いていて、そら豆のことをすっかり忘れていました。そんな時旦那さんの画塾の生徒さんが自分で育てたそら豆をくださって、大慌てでファーマーズマーケットに走ったのでした。頂いたものはあっという間になくなったので。
イタリア語でそら豆はFave。日本のそれよりさやは長くてお豆は少し小さめ。削ったチーズをかけて生で食べるんです。柔らかくって甘くってちょっと青臭くて。かけるチーズはペコリーノロマーノ、私の大好物の羊のチーズです。5月のイタリアはアカシアの花があちこちに咲きみだれる本当にいい季節。ドライブの途中に畑でそら豆をわけてもらったことを思い出します。今日は生ではなくて皮ごと焼いてクリームチーズとパルミジャーノで和えてみました。美味しくないわけがない笑笑。
もう一皿は茹でたてに美味しい岩塩を一振り。お昼から白ワインが欲しくなります。
もう一品は20年も前に料理上手な友人宅でよばれたそら豆ご飯。おいしかった記憶だけを頼りに自己流で作っていたのですが、そうだちゃんと聞いてみよう!と思い立って電話を入れました。
20年前のそら豆ご飯の作り方、もちろんご馳走してくれたことも覚えていてくれてたし、即答でレシピが出てきたのには感動でした。小さなおにぎりにしてもらって、いくつも頬張っていた小さかった娘もこの春社会人になりました。
今回使用した器はこちらです
白釉オーパル長皿
長さ16cm 幅10.5cm 高さ2.5cm
トルコ釉花小皿
径11cm 高さ2.5cm
月日釉たまわり
径13.5cm 高さ4.5cm
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