かぶらむし
ファーマーズマーケットで買った、おそらくこの季節最後のかぶら。今年も最後だなぁ。冬場に何度も楽しませてくれたこの野菜に敬意を示して、丁寧にお料理させ ていただくことにします。一番手間のかかる “かぶら蒸し”を作りましょうか。
中に入れるのは、海老、穴子、木耳、銀杏、湯葉、干し椎茸、、。 厚く皮を剥いたかぶらをおろし金ですり下ろします。普段の大根おろしなんかは、プラスティックのおろし器でおろしてしまうのですが、かぶら蒸しのかぶらは、結婚のお祝いに親戚のおばちゃんから頂いた有次のおろし金で、ゆっくりとおろしましょう。真冬の蕪よりもちょっときめが粗いかな、、、。蒸し上がったかぶらにかける餡も、ちゃんと鰹節で取ったお出汁を使って、本物の葛でとろみをつけます。
見た目はちゃんとできたのですが、食べてみるとちょっとまとまりが無いのは、白身の量が少なかったのか。なんとなくレシピの量よりも少なくしてしまうのでしょうね。これ、毎回思ってるかも、、、と、レシピの横に ” 白身は勝手に減らさない ” と書き込みました。次回は上手くできるかな、、って言っても一年後。ちょっ心残りの最後の蕪でした。
今回使用した器はこちらです
白釉台皿
径18cm 高さ2cm
白釉台皿
径20cm 高さ2cm
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