つるむらさきの季節
春に夏野菜と一緒に植えたつるむらさきは、秋口になるとどんどん元気になって、霜が降りるまで食べられるので重宝します。日本に入ってきたのは江戸時代らしいけれど、スーパーに普通に並ぶようになったのは割と記憶に新しい気がします。
私が初めて食べたのは中国でした。雲南省を旅していた時、食堂で食べた炒め物。これはなんだろと思って聞いたら”豆腐菜”と。もともとの形態を知りたくて、村の広場に野菜を売りにきている農家の人にこれは豆腐菜?これは豆腐菜?と聞いて回ったのを思い出します。
炒めて食べるのか一般的だけど、我が家の定番は冷たいスープ。つるむらさきと具材を出汁でさっと茹でて、汁と実を離して味を整えそれぞれ冷まします。今回の具材は下足と春雨。つるむらさきになぜか烏賊がよく合います。冷蔵庫でよく冷やして、食べる前に合わせて胡麻油と炒り胡麻をトッピング。
今回使用した器はこちらです
黄釉スープ皿
径16.8cm 高さ4.7cm
白釉スープ皿
径17cm 高さ4.8cm
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