お正月の美味
カズノコ、たらこ、イクラ、鯛の子、、、子孫繁栄を願ってお正月には魚卵が多く食べられます。魚卵好きの私としてはうれしい限り。特に好きなのはたらことイクラ。家族みんなが満足に食べられるようたっぷり用意します。夫の父が存命の頃は、義父が知り合いの卸問屋にに注文してくれていたので、上等な魚卵が手に入っていました。結婚して初めてのお正月、こんな美味しいカズノコ初めて食べたと思ったっけ。
さて、元旦のわが家の定番はたらこを使った黄金巻き。本来はカラスミで作るらしいのですが、うちはたらこで。さっと炙ったり、生のまま使ったりはその年の気分で。今年は生です。大根は桂剥きにして、塩水に浸してしんなりしたら甘酢に漬けます。薄い大根でタラコをクルクル巻いたら輪切りにします。紅白の断面が美しい黄金巻きの出来上がり。 もう一つの定番は紅白なますにイクラを乗せて。なますの大根も必ず桂剥きに。見た目の艶も食感も、甘酢の滲みぐあいもまったく違います。人参は金時人参を使ってくださいね。 手で割ったカズノコに、ぶどう豆(蜜のみで炊いた黒豆です)。
鉄砂釉の皿は改まった食卓にぴったりです。庭の南天をあしらって。
今回使用した器はこちらです
鉄砂釉皿
径25.5cm 高さ3.6cm
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