お茄子のディップ メリザノサラダ
2年足らずのイタリア留学から帰国する冬、ギリシャを経由して帰国しました。
語学学校で知り合った友だちを訪ねてのヨーロッパ滞在最後の旅だったので、その時のギリシャを思い出すとノスタルジックな思い出が甦ります。
泊めて貰った彼女の部屋には懐かしいようなキッチュな調度があり、お母さんの作るギリシャの家庭料理はどれも、さぁお腹いっぱい召し上 がれ!と食べきれないほど沢山で。ギリシャの家庭を垣間見て、ギリシャ人の温かさを感じた3 日間でした。
オリーブオイルの使い方が半端なくてどの料理もボリューミーでびっくりしたけれど、いくつか印象に残る美味しいギリシャ料理がありました。
ひとつはドルマデスというブドウの葉っぱでひき肉ご飯を包んだもの。葡萄の葉を食べるのにびっくりし、その美味しさにびっくりし、葡萄の葉を持ち帰りたいと思ったほど。日本では葡萄の葉っぱは食べないけれど、日本のものも食べれるのかしら?
そしてもうひとつがメリザノサラダ。焼き茄子のディップです。これが料理なんて言ったら叱られそうですが、、、。フェタという塩辛いギリシャのチーズと一緒にパンに乗せて食べるのが美味しかったな。今回はフェタの代わりにイタリアのペコリーノチーズを添えてみました。
パンは仲良しの友人のお手製のオートミールブレッド。ノンオイルなのにしっとりモチモチで、切ると粉の香りがふわっとして嬉しくなります。パンがおいしいと一緒に食べたいもののイメージがぐんと膨らみますね。
今回使用した器はこちらです
白釉オランダ皿
径21.5cm 高さ4cm
月日釉向付け
径10.5cm 高さ6cm
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